この記事は、床・壁・家具・インテリアを選ぶ前に、
考え方を整えるためのメモです。
選ぶ時間も含めて、タイルの魅力
タイルは、選ぶ時間そのものが楽しい素材です。
形や色、質感のバリエーションが豊富で、
眺めているだけで、いくつもの空間が頭に浮かびます。
水に強く、汚れにも比較的強い。
機能面でも安心感があり、
使う場所を大きく選ばない素材だと思います。
それでも、
あえておすすめしたい場所があるとすれば、
キッチン、洗面、そしてトイレです。
水まわりだからこそ、少し冒険できる
水まわりはどうしても、
「掃除のしやすさ」や「失敗したくない」という気持ちが先に立ちます。
その点でタイルは、とても頼れる存在です。
実用性がしっかりしているからこそ、
少し冒険しても、気持ちに余裕が持てる。
そんなところも、タイルの魅力だと感じています。
いちばん遊べる場所は、トイレかもしれない
タイルの魅力は、
空間に遊び心を加えられるところにあります。
なかでもトイレは、
家の中でいちばん“遊べる”場所かもしれません。
滞在時間は短いけれど、
一日に何度も入る場所。
だからこそ、
雰囲気を思い切って変えてみてもいい。
アクセントクロスや塗り壁と組み合わせて、
大胆に、ポップに、カラフルに。
「少しやりすぎたかな」と感じるくらいでも、
トイレというスケール感なら、不思議と成立します。
迷いながら決めた、キッチンのタイル
私自身は、
キッチンの壁にマットなタイルを選び、
トイレにはヘリンボーン柄を貼りました。
キッチンのタイルは同じ材で、
鏡面仕上げと、少し凹凸のあるマット仕上げの二種類があり、
どちらにするか最後まで悩みました。
鏡面仕上げは高級感があって、とても魅力的でした。
ただ、キッチン扉も鏡面だったので、
全体が少しピカピカしすぎるかもしれない、という気持ちもあって。
最終的には、
間接照明との相性がよさそうなマット仕上げを選びました。
使ってみて、いまはこの落ち着きがちょうどいいと感じています。
完璧に整えない、という選択
洗面にもタイルを使って、
もっと遊んでみてもよかったかもしれない。
そんな気持ちが、少しだけ残っています。
だからこそ、
いつかまた採用したい素材のひとつでもあります。
完璧に整えるより、
少し楽しむ余白を残す。
タイルは、
そんな空間づくりをそっと後押ししてくれる素材だと思います。
このメモが、次に何かを選ぶときの、
静かな判断材料になればうれしいです。


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